鹿児島のおみやげとして人気の「ちんこ団子」。
名前がユニークでたびたびSNSで話題になることも。
今回はちんこ団子の名前の由来を3説とともに、みたらし団子とは違うと言われている気になる味についてご紹介します。
ちんこ団子の名前の由来は3説ある!
ちんこ団子というちょっと気になる名前の鹿児島名物。
実はこの、ちんこ団子の名前の由来はいくつか存在しているんです。
その中でも代表的な3つの説をご紹介していきますね!
名前の由来①:鹿児島弁説
鹿児島名物ちんこ団子の名前の由来1つ目の説は、鹿児島弁説です。
ちんこ団子は、鹿児島県薩摩川内市の郷土菓子
であるため、この団子の名前が鹿児島弁に由来しているのかなあというのはなんとなく想像がつきますよね。
「ちんこ」という言葉は、鹿児島弁で「小さい」を意味する「ちんか」が訛ったもの
ではないかと言われていて、もともと「ちんか団子」だったものが「ちんこ団子」に変化した説があります。
名前の由来②:お寺の名前説
鹿児島名物ちんこ団子の名前の由来2つ目の説は、お寺の名前説です。
1386年の飢饉の際、幽遠山深固院(ゆうえんやましんこいん)の和尚が落穂を拾い、粉にして餅を作り、醤油をかけて焼いた団子を人々に振る舞ったという伝説
があります。
このお寺の名前「深固(しんこ)」が由来となり、「しんこだんご」が訛って「ちんこだんご」になった
という説も有力です。
実際に幽遠山深固院(ゆうえんやましんこいん)は今でも、ちんこ団子(しんこ団子)発祥の地として語り継がれています。
名前の由来③:新しい粉「しんこ」からの派生説
鹿児島名物ちんこ団子の名前の由来3つ目の説は、新しい粉「しんこ」からの派生説です。
ちんこ団子はもともと、しんこ団子として知られていた
のですが、ここ最近は「ちんこ団子」という名前の方が認知度が高くなっています。
しかしもともと
新米の米粉だけを使用して作られているため、この名前が付けられた
という説もあり、「しんこ」から「ちんこ」に派生したのではという考えもあるようです。ちんこ団子の名前の由来は3説ある!
ちんこ団子はどんな味?みたらし団子とは違うの?
鹿児島名物の「ちんこ団子」は、薩摩川内市を中心に親しまれている伝統的な団子ですが、鹿児島市内のお土産コーナーでも大人気。
気になるちんこ団子はどんな味かと言うと
焦がし醤油の香ばしい風味が特長的
なんですね!
みたらし団子みたいな感じなのかなと思う人も多いでしょう。
しかし、ちんこ団子はみたらし団子とは全く違う味なのですよ。
みたらし団子との違い
- ちんこ団子の主材料は上新粉、みたらし団子の主材料はもち粉
- ちんこ団子は甘さはなく、醤油のしょっぱさが際立つ、みたらし団子は甘さと塩味のバランスが取れた複雑な風味
ちんこ団子、甘いものが苦手な人におすすめのお土産と言えますね!
まとめ
今回はちんこ団子の名前の由来を3説とともに、みたらし団子とは違うと言われている気になる味についてご紹介しました。
鹿児島旅行の際や、鹿児島物産展でみかけた際にはぜひ試してみてくださいね。