あるXのユーザーが奈良県知事の戸籍開示請求を行い、開示された書類が話題になっています。
なんと開示された奈良県知事、山下真(やましたまこと)氏の戸籍はほぼ黒塗りの状態だったのです。
今回は奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗りだったのか、その推測理由を3つご紹介します。
奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗り?推測理由3つ
Xのユーザー、西村ジオサンさんが開示請求した、奈良県知事の戸籍。
西村ジオサンは入手した奈良県知事の戸籍の書類をX(旧Twitter)に投稿しています。
その衝撃の黒塗り戸籍書類がこちら。
【奈良県知事の戸籍】
— 西村 ジオサン (@NishimuraKoich2) December 18, 2024
今年の春、奈良県に色々『情報開示請求』しました。
その中で知事の戸籍もついでに湯浅さんと請求。
戸籍は県が所管していないので通常無理です。しかし、県知事選の時に選管に提出した書類に戸籍もあるはずで、県が保管しているのではと請求しました。… pic.twitter.com/Ce9Di6effj
戸籍の書類の中で確認できるのは、
- 「真」という名前
- 生年月日
- 戸籍謄本が発行された日付
のみと言う状態。
身分事項の項目である、出生や婚姻の部分は一切明かされていない状態
となっています。
なぜ開示された奈良県知事の戸籍はなぜほぼ黒塗りだったのでしょうか?
推測理由①:出自や経歴を明かしたくない?
奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗りだったのか、その推測理由①つ目は、出自や経歴を明かしたくないことです。
出自とは
個人の生まれた家柄や血統、土地などを指す言葉
知事の出自や経歴に関する情報が公開されることで、
政治的な影響を受けることを避けるために、あえて情報を隠す
ことがあります。
奈良県知事が公務を行う上での出自に関係なく中立性を保つことができるようにするため
に戸籍のほとんどが黒塗りであったのではないかと考えられています。
推測理由②:法律による制約?
奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗りだったのか、その推測理由②つ目は、法律による制約です。
日本には「個人情報保護法」という法律があり、
個人の情報を守るために、特定の情報は公開しない
ことが求められています。
この法律に基づき、奈良県知事の戸籍の情報も黒塗りにされた
のではないかと推測されています。
推測理由③:個人情報の保護?
奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗りだったのか、その推測理由③つ目は、個人情報の保護です。
戸籍には、名前や生年月日、家族構成などの個人情報が含まれています。
これらの情報は、その人のプライバシーに関わるため、
公開されると悪用される可能性がある
と言えます。
特に
公人である知事の場合、個人情報が漏れることで、ストーカーや嫌がらせの対象になるリスクが高まる
と考えられるため、戸籍開示はほぼ黒塗りになったのだと推測されます。
まとめ
今回は奈良県知事の戸籍開示はなぜほぼ黒塗りだったのか、その推測理由を3つご紹介しました。
戸籍情報が個人情報保護の観点から慎重に扱われるべきである一方で、公人としての透明性も重要であり、そのバランスをどう取るかが課題。
このような議論は、奈良県知事の戸籍が黒塗りで公開されたことをきっかけに、今後の情報公開のあり方についても考えさせられるものとなっています。